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2025-04-18 05:27:00
渋谷バッキーの誕生!?
渋谷バッキーは、1983年(昭和58年)7月に現在の場所である渋谷区道玄坂一丁目の地で先代小柳信マスター・博子ママ・中山幸三(小柳信の実兄)により誕生しました。店名の「バッキー」は、戦前、ハワイアン音楽をスチールギターの音色にのせて日本に普及知らしめたバッキー白片(1912~1994)の「バッキー」です。開店に向け、小柳・中山が新宿若松町のバッキー白片氏の自宅を訪ね、使用許可を頂いたそうです。店名を小柳マスターは、灰田勝彦とモアナグリークラブの「モアナ」、中山さんは、バッキー白片とアロハハワイアンズの「バッキー」で、どちらかにするか悩まれたとか?!
開店当時は日本におけるハワイアン音楽一大ブームも去り、全盛期のハワイアンのプロミュージシャン達やハワイアン音楽愛好家が銀座・赤坂・六本木・新宿・渋谷をはじめ都内各所にハワイアン音楽の生演奏を聴かせる店を持つようになりました。多い時で、都内だけで約50店舗程あったそうです。渋谷だけでも7,8軒ありました。
今では当時のオーナー達も勇退され、ハワイアン音楽専門のお店は、都内でも片手で数えられるくらいになってしまいました、、、
つづく、、、 文 : 福田丈朗